うつ病と戦う
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認知療法

うつ病を招きやすい性格の人は、ものの考え方や捉え方を変える必要があります。認知療法は、「気分や行動、経験などが思考や信念を決める」ということを重要視しながら現実を受け止め直し、自分の思い込みや現実とのギャップを認識して、ものの見方や考え方を変えていく訓練です。うつ病になりやすい人の考え方は、大きく6つの思考パターンに分けられます。両極端の考え方でものごとを見てしまう「全か無か思考」、たった1度の悪いできごとでもそれが常に自分の人生に存在する一般的な事象として捉えてしまう傾向がある「過剰な一般化」、良いできごとでも否定してしまう「肯定的側面の否認」、自分で規律を作って縛られてしまう「すべき思考」、相手の心を読むときに一番悪い結論を出してしまう「心の読みすぎ」、自分自身を否定するようなレッテルを貼ってしまう「レッテル貼り」。あなたはこの6つのどれかではないでしょうか。

認知療法の大まかな流れ

認知療法は、まず自分の生き方のクセや思考パターンを自覚することから始まります。自覚できるようになったら、その中でうつ的思考パターンがいくつあったかを数え、その考えについて他の考え方を書き出してみます。その中から合理的と思われる考えを採用し、気分や周囲の状況に変化がないか見守っていきます。このような訓練を重ねることで、ものの見方が少しずつ柔軟になっていきます。

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