うつ病と戦う
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精神療法とは

うつ病はストレスがきっかけになっているので、休養して薬を飲めば治療は終わりというものではありません。さまざまな精神療法をおこなって本人自身に心の問題に気づいてもらう必要があります。精神療法は特別な治療法ではなく、基本は医師とよく話し合うことです。面接の主体はあくまで患者さんが生活のことや考え方などを医師に話すことにあり、医師がすぐに役立つようなアドバイスをしたり、生き方を導いてくれるというものではありません。患者さんが自分の考えを話すことで、患者さん自身が自分の心のあり方に気づき、自分に自信を持ったり、今後の生活の仕方などを考えていくことが目的です。また、面接で医師と話し合うだけでなく、さまざまな種類の精神療法もおこなわれます。これらの精神療法は受け身のものではなく、患者さん自らの気づきを助ける手段として用いられます。

主な精神療法の種類

精神療法にはさまざまな種類があり、カウンセラーと話し合ううちに自分で立ち直らせる「カウンセリング」や、患者さん本人だけでなく家族もともに受ける「家族療法」、うつ病のために作られた療法「認知療法」、行動主義心理学に基づく行動訓練を行う「行動療法」、音楽を聴いたり演奏してリラックスし心を癒す「音楽療法」などがあります。これらのうちどの方法を用いるかは、医師の流儀によります。

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