うつ病と戦う
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休養

うつ病の治療の基本は、まず休養をとることです。仕事で有給休暇をとったり、主婦なら家事を他の人に頼んで、ゆっくり体を休めましょう。しかし、うつ病になりやすいタイプの人は、「休むと悪い」「自分がやらなくては」と思ってしまい、なかなか休養したがらない人が多いのです。また、せっかく休暇をとってもじっとしていられず、前々からやろうと思っていたことを始めたりします。「今すべきことは休むこと」ですので、心身の安静をはかることが大切です。うつ病は完全に治るまでに時間はかかりますが、あせらず気長にきちんと治療を続けていけば、必ず治ります。少し良くなったと思っても翌日には悪化するという風に一進一退を繰り返してだんだんと快方に向かっていくものなので、焦って仕事や家事に復帰しようとするのではなく、主治医とよく話し合いながら気長に治療を続けて下さい。

最高の治療法は「なにもしない」こと

うつ病の治療のためにやむなく休職せざるをえなくなった人は、それだけうつ病の状態が深刻だったということですから、絶対的な休養をとることに専念して下さい。寝たい時に寝て、食べたいときに食事をすれば良いのです。食欲がなければ無理に食べなくても、動きたくなければ動かなくても構いません。ただ1つだけ、「自分は必ず良くなるんだ」と信じて下さい。治るんだという意識を持つだけで、これから先の状態がかなり変わってきます。

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