うつ病と戦う

うつと職場②

うつ病になりやすい場合の要因として、大きく4つの理由が挙げられます。 ①評価が得られにくい環境 どんなに一生懸命に仕事を頑張っても、よい点が認められず、代わりに悪い点ばかりを指摘されることがあります。 そういった場合、仕事に対しては疲労感ばかりが増し、達成感は全く得られません。 ②過重労働 とにかく仕事の量が多い、自分の時間が全くないなどといった環境にある人。仕事内容が満足感、達成感の感じられないものや、困難な対人接触が長期にわたって継続することも心理的負担が重くかかります。 ③仕事の役割があいまい 本人の役割や、責任などが不明確で、今、自分が行なっている仕事の意味や全体像がみえないために、結果、自分が会社の中での歯車の1つとしか思えず意欲や達成感等を仕事で感じられなくなります。 ④社会的役割との葛藤 社会の通念ルールとして本来はやるべきではないと思う事も(例:リストラ)、場合によっては会社組織のために行なわなければいけないこともあります。その際に強い葛藤が発生し、うつ病になってしまうこともあります。

もっとあります

更に他の要因もあります。 ■ 自分のペースで仕事ができない 自分自身のペースで計画的に仕事ができないと、自分で仕事をコントロールしているという感覚がなくなり、それによりメンタル的ストレスが発生する場合もあります。 ■ 情緒的負担の大きい方との交流 例えば、医療関係者の方の場合、場合によっては相手のガンの告知や患者の死亡などに立ち会うこともあると思います。そういったことが心理的負担になる場合もあります。

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