うつ病と戦う
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中高年のうつ

専門家によると、中高年はうつ病になる確率が高いのだそうです。そういわれれば、中高年は、仕事でも家庭でも責任が重く、大変な時期です。仕事の面はとてもストレスフルかも知れません。長期の不景気で給料は下がる一方、人員は減るばかり、責任は増すばかり、サービス残業も「NO」といえない状況ですから。ここでは主にサラリーマンがなりがちなうつ病のパターンをお話しとします。「昇進うつ病」「昇級停止症候群」前者は頑張って頑張って、昇進するために仕事をしてきた人でも、いざ昇進するとポジションに対する周囲の期待と重圧で、うつ病になってしまうパターンです。後者は昇級停止から、退職後やセカンドライフが見え始め、自分の先行きが見えてしまい、うつ病になるパターンです。この他にも、「リストラによるうつ病」、上司と部下の間に挟まれる「サンドイッチうつ病」など、職場には仕事のシーンによって様々なうつの原因が潜んでいます。

過労死について。

長時間労働による、心身への過度の負担。最近ようやく裁判でも認められるようになってきましたが、「過労死」は、うつ病だけでは済まされない重大な問題です。直接の死因は、脳内出血や心臓麻痺かも知れませんが、心のストレスも過大であったことは言うまでもありません。仕事を苦にしての自殺も過労死に入れても良いのではないでしょうか。

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