うつ病と戦う
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身体的病気とうつ

うつ病は、精神面から身体に病気を呼ぶこともありますが、身体の病気が精神に影響して、うつ病になることもあります。代表的な例としては「がん」があります。今は医学も進んで、早期発見ならかなりの確率で完治するようになってきた「がん」ですが、早期発見でも、転移の心配もありますし、抗がん剤治療は辛いものです。がんの発症と共に、不安感、意欲の喪失、死にたいという気持ち、などで落ち込むことも少なくありません。一過性のものとせず、精神科医のケアも受けるべきです。また、うつ病の確率が高いのが糖尿病なのだそうです。糖尿病は一度発症すると完治するのが難しく、長く病気と付き合わなければいけないため、精神的ストレスも高いようです。一方で、糖尿病の原因であるインスリンの分泌システムと、神経伝達物質の分泌システムの両方のシステムに、共通の異常があるのではないかという見解もあります。

いろいろなものが、うつ病を招きます。

うつ病は、いろんな薬品や物質の摂取からでも起こります。例えば、鎮痛剤の「インドメタシン」もそうです。テレビのCMで見たことありませんか? モルヒネやコカインなどの禁止薬物も、依存症だけではなくうつ病も呼び込みます。アルコール依存症の症状の中にもうつ病があります。本当にうつ病はどこからでも、あなたの病気になるのです。

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