うつ病と戦う
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医師との関わり方

あなたがうつ病になったとしたら、良い医師に看てもらいたいと思いませんか? でも「良い医師」とは、どんな医師でしょう? 世の中にはいろいろな医師がいます。じっくり話を聞いてくれる医師もいますし、一を聞いて十を知るような医師もいます。とにかくたくさん薬を出してくれる医師もいますし、薬に頼らず患者の内向きな発想を徐々に修正してくれる医師もいます。あなたとの相性もありますから、どのタイプの医師が一番なのかと言うことはできません。でも、患者として気をつけてほしいのは、医師はあなたの発言しか手がかりがありません。あなたが不十分な話しかしなければ、医師からのアドバイスも不十分なものしかもらえません。薬の処方もそうです。あなたが効き目を感じられなければ、効き目がないと医師に伝えなければ、効き目のない薬を処方され続けるだけです。これでうつ病が治るわけはありません。うつ病の治療の鍵はあなたの発言なのです。

医師との付き合いはじっくりと。

医師にもいろいろな方がいますが、患者にもいろいろな方がいます。ネットで検索すると、1人でたくさんの精神科を渡り歩いて、精神科の批評をしている人もいます。実際のうつ病の治療を考えると、医師が患者を理解するにも、患者がうつ病を理解するにも、長期間かかります。相性の問題もありますが、医師とはじっくり付き合った方が、治療効果は高いようです。

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