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抗うつ薬の副作用

2012年現在、よほど特殊な例を除けば、抗うつ薬で、身体を壊してしまうほどの大きな副作用のあるものはありません。ただし、副作用はやっぱりあります。「第3世代抗うつ薬(SSRI)」は、副作用が少ない薬として広く使われるようになっていますが、吐き気、嘔吐、下痢、食欲低下、などの胃腸系の障害は比較的起こります。不安や焦燥感が増したり、不眠や頭痛も見られます。また、性的快感が得られにくくなったり、射精が遅れる症状も出ることがあります。こうしてみると、「第3世代抗うつ薬(SSRI)」を飲むことによって、うつ病がひどくなるように見えるかも知れませんが、こうした副作用は飲み始めに現われやすく、数週間で軽減されていくのです。他の抗うつ薬も、口の渇き、便秘、鼻づまり、排尿困難、動悸、目のかすみ、などが出る薬があります。これらの副作用は全ての人に出るわけではありませんし、全ての症状に見舞われるわけでもありません。

副作用を感じたら、医師に話すこと。

抗うつ薬を飲むことで、副作用が出ることがあります。それは、下痢かも知れませんし、焦燥感かも知れません。副作用を感じたら、素直に医師に話しましょう。通常、副作用は数週間で落ち着きますが、辛かったり、長引くようでしたら、医師から副作用止めの薬を出してもらったり、抗うつ剤の種類を変えてもらうなど対応してもらうと良いでしょう。

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