うつ病と戦う
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うつ病の診断

うつ病の診断は、MRIやCTでは出来ません。精神科医の問診によって行われます。しかし、うつ病には、問診に素直に答えない「仮面うつ病」や、日中は元気に見えて、喜怒哀楽もある「非定型うつ病」もあるので、多くの精神科医は、簡単には病名をつけません。医療機関を受診する場合、多くの方が精神科クリニックを受診されると思います。(入院施設を持たない精神科のことです。)現状では、どこのクリニックも患者で一杯だと思って下さい。完全予約制のクリニックも多いので、初診で見てもらうには、1ヶ月程度待つことも多いです。そして初回の診察は、30分から40分程度かけて、じっくりと患者の話を聞いてもらえます。そして患者の話と、医師の経験則に基づいて、最初の薬が処方されます。(病名はつかないことが多い)こうして定期的な受診を続け、定期的な服薬を通じて、病名を絞っていきます。

上手な問診の受け方。

患者としては、病名や病気の原因が知りたくて、医療機関を受診しますが、精神科の病気の場合は、病気の原因が分らないことや、病名が絞れないことがあります。上手な問診の受け方としては、医学に素人のあなたがかってに判断してしまわずに、元気な頃と比べて変わった点を全部話すことです。あなたの全体を話すことが、医師の適切な判断につながります。

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