うつ病と戦う
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身体面に現われるうつ

うつ病になると、「頭が痛くなる」のは、何となくイメージしやすいですよね。何となく「悩んでるイメージ」もありますから。でも、うつ病が及ぼす身体的影響は、限定されたものではないんです。耳鳴りがひどくなることもあります。「味覚鈍麻」といって、何を食べても美味しくない、あるいは、料理の上手な人が塩胡椒の加減が解らなくなる、なんてこともあります。目のかすみやめまいもあります。肩こり・筋肉痛・関節痛、手足の痺れ・手足の冷え・手足の感覚異常もあります。動機・息切れ・過呼吸もあります。「食欲減退」もうつの症状の一つですが、連動するかのように、いつまでも胃の中に食べたものが残っている気がする、とか、食べてないのにお腹が張ってしょうがないとか、そういうこともあります。加えて、異性に対する興味もなくなります。男性は勃起障害になってしまったり、女性は月経不順になったりします。

うつは、睡眠がメチャクチャになります。

健康な人間は眠りにつくと「レム睡眠(身体の休息)」と「ノンレム睡眠(脳の休息)」を約90分周期で繰り返します。うつ病になると、「ノンレム睡眠」がなくなることがあるので、脳が休まらず、精神的疲れが抜けないことになります。また、短時間睡眠になることも多いので、身体的な疲れも取れにくくなります。うつ病は睡眠の質をメチャクチャにします。

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