うつ病と戦う
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うつ病のタイプ

うつ病の種類分けについては、昔からいろいろな説が言われてきました。いくつか取り上げると、「二分法」という捉え方があって、うつ病を「内因性」(遺伝や体質によるもの)「反応性」(精神的ストレスの原因が明らかなもの)に分けたり、別の分け方では「単極性うつ病」(うつの状態だけが現われるうつ病)「双極性うつ病」(躁状態とうつ状態が現われるうつ病)など、これ以外の二分法もたくさんあります。また、うつ病を大きく4つに分類する考え方もあります。「身体因性うつ病」(脳・身体の病気に伴ううつ病)「内因性うつ病」(躁とうつを繰り返す、うつだけを繰り返す、中年以降にはじめて発病するうつ病)「心因性うつ病」(精神的葛藤が原因のうつ、長期のストレスが原因のうつ、ストレスの原因が明らかな軽度のうつ)「統合失調症性うつ病」(妄想などを伴う非定型型ともいわれます)

最近のうつ病の分類の仕方。

最近はうつ病が、心と体のいくつかの要因が複雑に絡み合って起きる、というふうに考えられ始めていて、最近、精神に関わる病気の物差しとして使われることが多いのが、アメリカ精神医学会が作成した「DSMーⅣーTR」という指標です。これは、精神に関わる病気を17に分けて捉える考え方で、うつ病は「気分障害」の中の一つとして捉えられます。

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